2008年1月8日火曜日

夜中に起き出してコーヒーが飲みたくなるの巻

12時半にはベットに入ったものの、また例のごとく目が冴えて、コーヒーが飲みたくなり(カフェイン入ってるのにねぇ)、地味に台所でコーヒーを入れる。
ドイツで数年前に買ったWMF社の泡マシーンで、最近はスタバより美味いコーヒーを入れる自信がある私(笑)。

では、なぜこんな時間にブログを書いているか。
(早く寝ろよ、と突っ込みながら)。
さっき、コーヒーを飲みながら、録画しておいた「のだめカンタービレスペシャル」の前編を途中から見ました。そしたら、自分の中で色んな感情がこみ上げてきて(番組に対してではなく)、自分のこれまで歩んできた音楽人生について考えてしまった。

私は高校時代はごく平凡に陸上部員として過ごし、でも高校3年の時にやはり音楽の道、というか先生になりたいと思い路線変更。そして、音大ではないが、音楽系の学部に進む。ま、分類が困難なのが欠点だが。でも、普通の色んな学部がある大学でさまざまな友人と出会えたのは今でも嬉しいことだ。

私はそこで、3年間一生懸命勉強した。3回生の秋に病気で倒れたとはいえ、友人にも恵まれ、貴重な体験をいっぱいした。
しかし、やはり3回生の時の病気発症は予想外で(当たり前か(^_^.))、専門分野に入る3回生後半から色々勉強したかった時、私はそれをできなかった。
それを思うと、今でも悔しい。

それから8年。

人生、いつでもやり直しはきくとみんなは言うし、自分でもそう信じている。

私の人生は病気という乗り越えるべき山を、神様が与えたと思っている。

だからこそ、信じて過ごしてきた。


でもね、くじける時もある。

30代を目前にして、自分にはいっぱいやり残したことがあるんじゃないかと焦ってしまう。
元気に毎日をすごし、どんどん前へ進んでいく周りの人を見ると、羨ましくてしょうがない時もある。

でも、自分は自分。

きっと、私にしかできない事もあるはず。

そして、「のだめ~」の千秋を見ていておもった。
私もプラハに行きたいと(あ、旅行ですよ)。
ただ、そんな安易な気持ちじゃないんです。

私は大学1回生くらいの時、「プラハの春」って本に出会って、夢中になって読みました。
東欧の政治状況、そして、それらと音楽の関係。

スメタナの「我が祖国」を、亡命先から帰国したチェコ人指揮者“ラファエロ・クーベリック”がプラハの春音楽祭で演奏した記念すべき録音を中学生くらいの時に聴いて、なんともいえない感動を憶えた記憶がある。
大学の卒業旅行で、おじゃんにはなったけど、友だちと東欧に行こうとしたこともある。

そして、オケを振る千秋を見て(玉木宏はプロじゃないけど)、純粋にオケがしたいと思った。
去年の9月に神戸で演奏した時のあの嬉しさ。
副作用から開放され、自由に演奏できる言葉では表現し難い感情。
本当は2月のオケの演奏会にも出たかった。
でも、神戸は遠いし、私の体調の関係で諦めることになった。

ちょこっとでも、音楽をかじった人間の一人として、あのドラマに込められた音楽家たちの緊張感がとても新鮮で、エネルギッシュで、羨ましくもあった。

そして、もう一度ヴァイオリンを弾こうと思った。

無理はしなくていい。
ただ、ゆっくり、リハビリのように弾きたい。
かつて養護学校で、子ども達の前で演奏した時のように、純粋な気持ちで人に楽しんでもらえる演奏がしたい。
もちろん、私も。

私は、音楽に追い詰められてキライになりそうになったこともある。
だから、これからは無理せず、楽しみたい。
これが、私のこれからの目標。

幸い、私にはいつでもレッスンをつけてくれる尊敬できる先生がいる。
最近メールしてなかったけど、メールしみようかな。

緊張して、曲を完成させてレッスンに行くのではない。
ヴァイオリンを楽しみたい。今は、切にそう思う。
きっと、彼はその私の気持ちを受け入れてくれると思う。
正直に話そう。今の私の状態を。
ヨーロッパ出身のその先生にレッスンを受けると、ヴァイオリンのテクニック以外のことも教えてくれる。そして、決して怒ったりしない。
穏やかに、つねにニコニコしていてくれる。
ま、いざレッスンになると急に早口になって何をしゃべっているのか分からなくなるのだが・・・。
でも、それも彼の熱意なのだろう。

そして、最後に。
私は小学校1年の時からヴァイオリンを習い始めた。
中学校2年の時にフルサイズのドイツ製のヴァイオリンに買い換えた。
さらに、数年前には「お嫁に行く資金より、私は楽器が欲しい!!」と、
懇願し、新しい楽器に出会えた。
そして、今はそれが私の宝物になっている。

今まで、どう頑張っても出せなかった音がだせるのだ。
どう説明していいか難しいが、高音部で雑音が出ないのである。
最近、両親にそのことを話した。
ほんとうに“ありがとう”と。
ヴァイオリンを習わせてくれてありがとう。

明日から、また楽器が弾けたらいいな(だいぶご無沙汰だったけど、そんな気になれた)

※写真は行きつけの工房で弾かせてもらった、銘器「ガルネリ・デル・ジェス」。
えらい無造作に置いてあるけど、本物です。

はーーーー、長い文章になってもた。でもなんか整理できた気がするな。。。

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